2007年5月 5日 (土)

RANGERS 2 - 0 CELTIC

Sat 5 May 2007, 12:30, Bank of Scotland Premierleague: Rangers-Celtic

最後のSPL観戦はオールドファーム。ロンドンからグラスゴーに日帰りで行ってきた。

グラスゴーは今年のUEFA CUP決勝の開催地。街の中心George Squareにはのぼりが立っている。

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いつものように地下鉄でIbroxまで。

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いつもの風景。ユニオンジャックのとなりは、非公式の北アイルランド国旗(アルスター旗)。北アイルランド併合派(=ロイヤリスト:英国連合主義者)が使う旗で、もちろん、Celticファンの大多数であろう北アイルランド独立支持派とは正反対の立場を表すもの。

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オールドファームでは、普段と異なりファンは完全に隔離されている。警官の人垣まで近寄ると、当然のごとく制止される。「あれ?Japanese Guyがこんなところにいるぜ(苦笑)」みたいなやりとりが無線でされているのが聞こえた。そう、本当は、日本人はこんなところにいるべきではないのだろう。

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中央右寄りにアップする年間MVPのナカミューラ選手。今日は申し訳ないが活躍しないで欲しい。アウェイスタンドに揺れる旗の半分は日本国旗だった。彼の活躍は現地の人たち(グラスゴーの半分かもしれないが)の日本人に対する好感度をずいぶんと引き上げたことだろう。いち日本人として素直に誇らしく思う。

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Rangersファンはユニオンジャックと女王陛下を、Celticファンはアイルランド国旗を掲げながら、お互いを煽る煽る。笑いながらもマジだから怖い。

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選手入場。このあとCelticが円陣を組むと、スタジアム全体で鼓膜が破れんばかりのブーイングが起こる。今まで聞いたことの無いくらい激しいブーイングだった。

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そして、キックオフ。序盤は中盤の激しいつぶし合い。そして厳しいプレッシャーの下でも、徐々にRangersのパスがつながるようになる。既にタイトルを確保したCelticに対し、不甲斐ないシーズン最後のオールドファーム、そしてホームで絶対に負けられないというRangersの気迫が上回っていたのだろう。

ハイテンションのスタジアムの雰囲気に後押しされ、選手は鬼気迫る勢いでプレッシャーをかける。一対一では非常に激しいボールの奪い合い、というか完全に喧嘩。特にキャプテンのFergusonの迫力は凄まじかった。さすが、「世界にオールドファーム以上のテンションの試合は無い」と言ってBlackburn Roversから戻ってきただけのことはある。プレイ自体は冷静だったが、相手と対峙したら乱闘すらいとわない姿勢。キャプテンとして、オールドファームの戦い方を率先して実行していたのだろう。

お互いの胸ぐらをつかみながらボールを奪い合うのは当たり前。通常の試合でファールになるレベルの反則は、この試合ではいちいちファールを取らない。そんなことをしたら試合にならなかっただろう。重い試合にもかかわらず、ジャッジは両チームにフェアだった。

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Celticのチャンスは後半に中村がキーパーと一対一になったシーンくらい。中村の得意のセットプレイも、今日は不発。とはいえ、中村は、これまでのオールドファームの試合と比べて一番ファイトしていたのではないだろうか。テクニックで相手をかわすだけじゃなくて、フィジカルで正面からRangersの選手に当たっていくシーンが何回も見られた。2年間のスコットランドでの成長の証だろう。

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1点目は前半34分、NovoのクロスをBoydが見事なボレーを決める。流れから完全にCelticを崩した見事な得点。昨年は得点王になりながらもこれまでCeltic相手には無得点だったBoydは、ベンチのMcCoistコーチのところに走っていった。

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2点目は後半10分、フリーキックのシーンでAdamがグラウンダーのシュートを直接決める。

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2-0というスコアに、CelticファンはRangersファンの挑発に乗ることもなくなり、完全に余裕が無くなっていた。そしてそのまま試合終了。スコアも内容もRangersの完勝。来季が期待できる内容の試合だった。

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この後、CelticのキーパーBorucがファンからもらったチャンピオンフラッグをIbroxで振るという暴挙に出て、Rangersファンは怒り心頭。ピッチに入ろうとしたファンが即座に警察に連行されていったが、さすがに可哀想だった。今日は、普段の試合よりも警察の対応も格段に厳しい。試合中、手錠をはめられて連行されるRangersファンは後を絶たなかった。

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しばらくスタンドに残されるCelticファンは、とりあえず騒ぐ。

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思えばこの2シーズンは、クラブ史上でもまれに見る波乱の2年間だったのだろう。

2005-06シーズンはAlex McLeish監督がスコットランド初のUEFA CLベスト16進出を決めたのち解任。

2006-07シーズン、後任のPaul Le Guenは期待を完全に裏切り、チームを混乱に陥れて去っていった。最悪の成績を経験したのち、やはりスコットランドサッカーを知っている人材と言うことで元監督のWalter Smithがシーズン途中で就任。チームは再び輝きを取り戻しつつある。

2年の間、Rangersのタイトル獲得を一度も目にすることはなかったが、それもまた貴重な体験だったのだろう。そして、Ibroxへ通う日々は、オールドファームで完勝という素晴らしい思い出をもらって終わることとなった。

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Bank of Scotland Premierleague
Sat 5 May 2007, 12:30, Ibrox, Glasgow, Attendance: 50384
Rangers - 2 (Boyd 34, Adam 55)
Celtic - 0

Rangers (4-5-1) McGregor, Hutton, Weir, Ehiogu, Papac; Novo, Ferguson, Hemdani, Thomson (Burke 79), Adam; Boyd (Sebo 65)
Celtic (4-5-1) Boruc; Caldwell (Doumbe 70), Pressley, McManus, Naylor; Nakamura, Lennon, Hartley, Gravesen (Miller 46), McGeady (Riordan 79); Vennegoor of Hesselink

 

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2007年5月 4日 (金)

最後のオールドファーム

明日はオールドファーム。今季最後の、そして英国滞在期間での最後のSPLゲームになりそうだ。

一昨年前に渡英してから、RangersのホームIbroxに通うことにしたのは、ちょうど今から10年前、初めての英国旅行中にRangersの試合を見たことがきっかけ。

試合は、European Cup予選、Rangers-IFK Gothenburg(1997年8月27日)。

当時はRangersのことも(もちろんCelticとのライバル関係も)よく知らず、ただ、Paul GascoigneやBrian Laudrupがいるチームとしか認識していなかった。前年、1996年のEURO England大会でのGazzaの活躍をTVで見て、機会があれば生で見てみたいと思っただけだ。

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しかし、初めての海外サッカー観戦で記憶に残ったのは、有名プレイヤーの華麗なプレイでは無かった。周辺の住宅街からスタジアムに集まってくる人の波、スタジアムの喧騒、歓声、怒号。そして(何を言っているのか分からなかったけど)スタジアムを揺るがすようなチャント。チャンスと共に一斉に立ち上がり、ミスで一斉にため息。Footballとは観客も含めて成立するスポーツなのだと思った。

そして、スタジアムは地元のクラブを精一杯応援する人たちの場所だった。「自分たちのクラブ」を応援することを楽しみ、誇りに思っている彼らが羨ましく思えた。経済的には貧しいファンも少なくないだろう。それでも彼らの人生は豊かだ。彼らには彼らのクラブがある。

帰国してすぐに、地元埼玉のクラブである浦和レッズのホーム駒場スタジアムに向かった。そして、ここにもFootballがあることを(遅ればせながら)発見した。浦和レッズをサポートする日々が始まったのはそれからである。

明日は、浦和と出会うきっかけを作ってくれたRangersに感謝の気持ちを込めて、スタジアムでの最後の応援をしてこよう。

※写真の赤ユニがRangers。なぜだかアウェイチームにホームユニを譲っていた。 

 

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2007年4月21日 (土)

RANGERS 2 - 1 HEARTS

Sat 21 Apr 2007, Bank of Scotland Premierleague: Rangers-Hearts

SPLも佳境に入り、Celticの2年連続優勝(結局英国滞在中にRangersの優勝を見ることは出来なかった・・・)、Rangersの2位(CL予選確保)がほぼ決定しているが、今日は好カードHearts戦ということもあり、久しぶりにグラスゴーに向かった。

ロンドンから飛行機で1時間強、グラスゴー国際空港に到着。到着ゲートではスコットランド国旗が迎えてくれる。"The best small country in the world" 現在は英国を構成する一地方だが、歴史的に独立意識の強い国民性からこんな表現も普通に出てくる。そう、ここは英国ではなくてスコットランドなのだ。

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バスで市内まで15分程。少々買い物をしてから地下鉄でIbroxへ。

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ここに来るのは今日を含めてあと2回になってしまったので、オフィシャルショップで2年間の記念としてプリントユニを作ることにした。レジでユニに入れたい文字・数字を書けば、字数に応じて課金される。そしてレシートを持ってプリントカウンターへ。その場で直ぐにプリントしてくれる。

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完成したのがこれ。以前近くに座ったファンがプリントしていたのと同じもの。意味は「リーグ戦51勝、そして記録更新中」となる。これはRangersの(おそらく)世界最多のリーグ制覇数を誇るとともに、Celticの「リーグ戦40勝、停滞中」を皮肉るもので、スタジアムでたまに見かけるバナーである。オンデマンド・プリントではこんなことが自由にできる。多少センターがずれているけれど、ここは英国、そんなことは気にしちゃいけない。

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今日の対戦相手は、エジンバラの強豪Hearts。Steven PressleyとPaul Hartleyの両カリスマがCelticへと移籍し、経営もチームもリトアニア人に支配されてしまったこのクラブの将来はどうなるのだろう。ファンならずとも心配である。

現在4位のHeartsは、UEFA CUP出場権を狙うためにモチベーションが高く、ホームのRangersに対して決して引かない強い当たりが要所要所で見られた。前半は、不運にもワンチャンスをHeartsに決められ先制を許す。

後半、動きの良くなったRangersは、Heartsの強いプレッシャーをかわして細かいパスがつながるようになり、右からのクロスをゴール前でRaeが狙い澄ましたヘディングで同点。英国ベストGKのCraig Gordon(マッチディプログラムでも"one of the best young goalkeepers in Europe"と紹介されている。)の手の届かないところに決めた見事なゴール。喜ぶイレブンとがっかりするGordon。

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そして79分に、ゴール前の混戦でクリアされたボールをキャプテンFergusonが見事なボレーを決め逆転。中盤でゲームをコントロールしながらも、積極的に前に出てシュートを決める彼は、当分代表の中心を務めることになるだろう。英国は才能あふれるこのタイプが多いなあ。

その後は、焦ってファールを連発するHeartsに対し、Rangersは余裕のボール回しでタイムアップを迎える。

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この日のMoMはDado Prso。W杯日本戦にも出場した遅咲きのクロアチア人FWは、今季でIbroxを去ることからいつも以上に気合いが入っていた。強い体躯を生かして完璧なポストを果たすと共に、大きな身体ながらも足下の技術が非常に高く、2~3人に囲まれてもファールでない限り止められることはなかった。彼のポストプレイとペナルティエリアへの切り込みで幾度となく決定機が作られ、文句なしのMoMとなった。

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ここに来るのは次回のオールドファームが最後となりそうだ。

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翌日曜日、CelticはアウェイKilmarnock戦で、中村のロスタイムFKで勝利、41度目のリーグ制覇を成し遂げた。中村は伝説になったね。

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Bank of Scotland Premierleague
Sat 21 Apr 2007, 15:00, Ibrox, Attendance: 50099
Rangers - 2 (Rae 52, Ferguson 79)
Heart of Midlothian 1 (Velicka 16)

 

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2006年12月26日 (火)

RANGERS 1 - 1 CELTIC

17th Dec 2006, SPL: Rangers - Celtic

061217oldfirm0今季2試合目、RangersのホームIbroxでは初のオールドファーム。いつもながら試合前は各紙で数ページの特集が組まれる。首位Celticに13ポイントの大差をつけられているRangersにとっては、この直接対決でなんとか勝点3を獲ることが至上命題だった。

ある新聞のコラムでも「憎しみにあふれた」などと表現されるこのカード。地元のファンは両者のライバル関係に入れ込みすぎていて、それがピッチ上に伝播しているのは明らかで、正直なところ第三者から見て純粋にスポーツとして楽しめるゲームではない。オールドファームの激しいライバル関係については、別の機会に詳しく書いてみたいと思う。

061217oldfirm1061217oldfirm2  試合前、スタジアム外では両チームのファンが完全に隔離される。あおるファンとあおり返すファン。

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061217oldfirm3 日本人としては、SPL2年目の中村がオールドファームでどれだけやってくれるかも大きな見所だった。試合は、Rangersイレブンは常に強いプレッシャーかけ続け、多くの決定機を作り出したが、キーパーBorucを中心としたCelticの堅守が効いていた。

061217oldfirm4 選手入場。アウェイ側ゴール裏にはとても小さなCelticユニが広げられる。手作りっぽくてほほ笑ましい。前半、両チームの選手は落ち着いて試合に入った。ホームのRangersは序盤からプレッシャーを強くかけ、Celticはしっかりと守る。

前半38分、RangersのキーパーMcGregorがDFと交錯してクロスを取り損ね(この種のミスが多すぎ。)、そのこぼれ球を今季からCelticの中盤で活躍しているGravesenがネットに突き刺し、Celtic先制。スタジアムは殺伐とし始める。

中村はプレッシャーのかからない位置まで引いて効果的な配球をするものの、それは監督のねらいでもあるんだろうけれども、オールドファームのピッチに立つプレイヤーとしてそれでいいのかと疑問に思う。他の選手はユニ泥だらけだぜ。

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後半に入ってもRangersはうまく前線にボールを運ぶことが出来るが、ポストに徹底的に嫌われるなどゴールは遠い。

後半72分に中村は交代。一度中盤から真ん中を駆け上がってゴール前でパスを受けてフィニッシュまでいったシーンがあったが、このようにチャレンジをすればもっと危険な選手になると思うのだが。少ないながらも、こういうチャレンジが出来るようになったのがSPLでの成長の証と考えるべきか。

敗戦の気配濃厚の88分、ゴール前混戦のクリアボールを拾ったアルジェリア系フランス人MFのHendaniがドライブのかかったミドルシュート。数々のセーブを連発していたBorucの手も、鋭く落ちるボールには届かなかった。あきらめかけていたスタジアムは一気に息を吹き返す。

061217oldfirm6 ファンは発狂したかのような興奮状態。目の前のお兄ちゃんは携帯を自分で壊してました。興奮の勢いで、クラブから厳しく禁じられていた「差別的チャント」も思いっきり歌われる始末。この状況では理性が吹っ飛ぶことが良く分かった。

061217oldfirm7 その後、残念ながら追加点はならず、ドローで試合終了。アウェーでポイント差が縮まらなかったCelticにとっては、疑惑のPKチャンスを逃したものの、満足のいく結果だっただろう。

061217oldfirm8 Rangersにとっては、試合を通じた努力がわずかだけ報われた結果だった。昨季から続く低迷でファンのストレスが相当たまっていたので、オールドファームでの敗戦だけは避けたかったところ、なんとか平穏無事に終わった。スタジアム外でも特にトラブルはなし。

といいながらも帰り道でちょっと切れかかった兄ちゃんに「おまえは中村(を見に来たのか)か!」とからまれた。今日は勇気を出してRangersのマフラーをしていったんだから(基本的にRangersは嫌われているので、街でRangersグッズを着けていると絡まれることがある。)、信じてくれよ。。

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翌日のHerald紙の最高点は、HendaniとPrso(共にRangers)、WilsonとNaylor(共にCeltic)の8点、最低点は、SionkoとAdam(Rangers)、NakamuraとJarosik(Celtic)の5点。中村の評価は、「このゲームも波に乗れなかったが、彼のセットプレイはRangersにとって脅威であり、楽しめるものだった。」

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Bank of Scotland Premierleague
Sat 17th Dec 2006, Ibrox, Attendance 50,418
Rangers - 1 (Hendani '88)
Celtic - 1 (Gravesen '38)

 

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2006年12月22日 (金)

HEARTS 0 - 1 ABERDEEN

Sat 16th Dec 2006, SPL: Heart of Midlothian - Aberdeen

16日土曜日に、エジンバラの強豪クラブHearts(Hearts of Midlothian)のホームTynecastleにて初観戦。エジンバラで過ごした一年間、なぜか訪れることの出来なかった待望のスタジアムである。チケットは、人気カード以外でも常に残数はわずかだ。

061216homabd1 Tynecastleへは市内からは頻繁に出ているバスでアクセスするのが一番便利。徒歩では30分程かかるが、歩いてスタジアムに向かうファンも多い。

061216homabd2 Tynecastleスタジアムは、周囲を商店・住宅に囲まれているため、外から全景を見ることが出来ない。写真の左右は商店である。この路地からメインスタンド・ゴール裏に通じるゲートにアクセスする。

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当日は、リーグ3位の好調なAberdeenと対戦。AberdeenはSPLでオールドファーム以外で最後にリーグタイトルを獲得(1984-86の2シーズン)した北部のチーム。

一方のホームHeartsは、2004年にチームがリトアニア人実業家Romanovに買収されて以来、潤沢な資金で強化を図り、昨2005-06シーズンにはRangersを抜いて2位でフィニッシュ、Scottish Cupを獲得し、初のUEFA CL出場も果たした(結果は予選敗退)。

新オーナーはCL獲得の目標を掲げており、彼の資金のおかげでチーム力は確実にアップしている一方で、彼の所有するリトアニアのクラブから1チーム分に相当する選手を移籍させたり(中にはSPLに全く実力が見合わない選手もいる。)と、現場への過剰な介入を続けている。その結果、2年間で監督は3人交代している。

トラブルは続き、キャプテンのSteven Pressley(スコットランド代表DF)が経営陣(現クラブ代表はRomanovの息子)にロッカールームで不満を訴えたことに起因して、Heartsのカリスマである彼は不可解な解雇をされた。

試合2日前には同じくRomanov政権以前からのHeartsの中心選手であるPaul Hartley(スコットランド代表MF)がクラブから事情聴取をされた。今後、解雇されたPressleyに同調しているシンボル的存在のHartleyとクラブ生え抜きのCraig Gordon(スコットランド代表GK・おそらく全英ベストGK)も失う可能性も出ているだけに、ファンの間では相当に不満が高まっている。

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このような混乱の中、チーム状況は良いはずが無く、好調のAberdeenに対してどれだけHeartsが善戦できるかが注目だったが、昨シーズン、ホームでRangersとCelticを下した強さは見る影もなかった。

061216homabd3 試合中、ファンはチームのふがいなさ(特に新加入リトアニア人選手)に激怒しており、ベンチのHartleyを要求するチャントが幾度も起こった。スタジアムの雰囲気に耐えきれなくなった監督はHartleyを投入、スタジアムは割れんばかりの拍手に包まれる。Hartleyは、まるでJ2最終戦延長前の岡野のようにチームを鼓舞、そこからしばらくはHeartsが圧倒しチャンスをいくつも作り出すが、いかんせんチームは長くは機能しなかった。

061216homabd4 新加入のリトアニア人選手のスキルは見る価値もなく、SPL特有の強い当たりの空中戦もほぼ全敗。一方のAberdeenは速い動き出しと良い連携を見せており、Craig Gordonの堅守も空しく0-1で敗戦。

061216homabd6 オールドファームの支配体制を崩す可能性を持つクラブが、お家騒動で混乱しているのはSPLにとって大きな損失である。どれだけチームに資金をもたらしても、オーナーの独善に走ったチーム改造はファンからの支持を得ていない。特に現場への過剰な介入は、明らかにチームに悪い影響をもたらしている。この点においてHeartsの経営は、同様に資産家のオーナーの所有物となったChelseaやWest Hamとは大きく異なっている。

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061216homabd5 ハーフタイム、アウェイのAberdeenファンの中にゲバラの「RED ULTRAS」フラッグとゲーフラを発見。両方とも英国ではまず目にすることがない。自らULTRAを名乗るファンを英国で目にしたのは初めてである。チームカラーの赤とともに親近感が湧く。いつかはAberdeenを訪れなくては。

061216homabd8 Heartsのクラブショップ。エンジ色とHummelの組み合わせのユニは、ファンならずとも最高に格好いいと思う。エンブレムも同様に素晴らしい。由来は、中世エジンバラの政治・行政・司法の中心となった建物「Heart of Midlothian」。今でも、ハートのエンブレムがエジンバラの観光名所ロイヤルマイルのSt.Gile's教会前の歩道に刻んであるので、Footballファンは必見。

Bank of Scotland Premierleague
Sat 16th Dec 2006, Tynecastle, Attendance 17274.
Heart ot Midlothian - 0
Aberdeen - 1 (Lovell 87')

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2006年8月 5日 (土)

SPL: RANGERS 2 - 2 DUNDEE UNITED

今日は2006/07SPL第2節、ホーム開幕のDundee戦。前節は観戦していないので、フランス人新監督LeGuen采配の初観戦ということになる。

060805dundee001いつものようにスタジアムに向かうと、しきりに差別的チャントを禁止するアナウンスが流れている。昨季CLにおいて差別的チャントがIbroxで歌われたことについてUEFAの規律委員会で問題となったもの。当初制裁は科されないと決定が出たが、その後、決定が覆され、結果的に13,300ポンドの制裁金が科されたもの。

再発の場合、今度の制裁は2~3試合の無観客試合になることが予想されており、クラブはファン代表と連携して差別撤廃キャンペーンを展開している。今日のアナウンスでは、「もし周りで差別的チャントを歌っている人がいたら、係員か○○○○番まで電話してください。直ちに退場させます。」というようなもの。

実際多くの警官も詰めているし、Jでのスタジアム禁煙とは桁違いの対応だ。ただし、本当に差別がなくなるかは個々人の問題だろう。実際に問題となったチャントはCeltic(カトリック教徒)を揶揄するもので、宗教や国家に起因するこの問題は、私のような一見のファンには理解できないほど根深い。ただし、クラブの積極的な姿勢はUEFAにも評価されている。

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060805dundee002 さて、昨季と同じシーチケ席に着くと、またマスゲームの仕込みがしてある。英国でこの規模のマスゲームが見られるチームは無いのではないか。プラカードもクラブが作成に関与しており、しっかりとしたもの。

今日のディスプレイは、バックスタンド(Govan Stand)にSaltier(スコットランド国旗)、残り3面にはLeGuenを歓迎するフランス国旗。スコットランド国旗は、昨年12月のCLインテル戦で見逃しただけに、かなり感動。

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今季から指揮を執るPaul Le GuenはLyonをCLの常連チームにしたことで有名。フランスでは非常に評価の高い監督で、欧州の若手監督の中でもトップクラスだろう。Rangersコーチへの就任は、彼の大きなステップアップとなるであろうし、Rangersにとっても新しい監督の下チームを作り直す'Le Guen Revolution'の始まりである。ちなみに経済学修士号を持つ。

その他注目の新加入選手としては、チェコ代表MFのLibor Sionkoか。昨季Celticの中村に相当する目玉で、ChelseaのRobbenのようなイメージ。攻撃力が期待される。

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060805dundee006 前半は、期待のSionkoを中心にBuffel、Prsoが積極的にシュートを打っていく。15分にカウンターで失点するが、その後も圧倒し続ける。しかし、結局10本近くのShot on Goalを放つが、ことごとくポストやキーパーに防がれる。それでも、主力が数枚欠けている状態で、昨季より攻撃力は増している印象。得点は時間の問題に思われた。

060805dundee007 後半から昨季SPL得点王のBoydを投入。攻撃に厚みが増す。しかしカウンターから2失点目。あちこちで椅子を蹴る音がし、スタジアムは一気に険悪な雰囲気に。

060805dundee008_1060805dundee009 攻撃的にならざるを得ないのと、2失点にSvenssonが絡んだことから、Burkeに交代。そのBurkeが投入直後から積極的な突破を見せ、ペナルティアーク手前から強烈なボレーを決める。今日のベストゴール。スタジアムは一気に火がつく。

その後、Rangersが押し気味に試合を進める中、79分、相手DFのミスパスがそのままオウンゴールに。情けないが1点は1点。さらにプレッシャーをかけるため、Prsoに代わって加入したばかりのスロバキア人ストライカーFilip Seboを投入。しかしこれは裏目に出たようで、これまでPrsoが前線でターゲットマンとしてボールをうまく収めていたのだが、上背のないSoboはほとんどボールにさわれず。逆転のチャンスが減った。

060805dundee013 そしてそのまま2-2でタイムアップ。ホーム初戦は痛いドローに終わった。Sionkoは期待通りの活躍。躊躇無い突破はSPL向きか。Svenssonは周りとのコンビネーションが上手くいかず、結果的に2失点に絡む失意のホームデビュー。それでも正確なロングフィードとセットプレイのターゲットとしても期待できる。

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060805dundee014 駅前のやばそうな雰囲気が漂うパブ。一年Ibroxに通っても、このパブには入る気がしない。近くを歩くDundeeのカップルがマフラーを見えないように隠していたのが印象的だった。

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Bank of Scotland Premierleague
Sat 05 Aug 2006, Ibrox Stadium, Attendance 50,394.
Rangers 2 (Burke 57, og 79)
Dundee United 2 (Hunt 15, Kalvenes 56)

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2006年5月 7日 (日)

SPL: RANGERS - HEARTS

今日5/7は、SPL05/06シーズンの最終節。前節2位HeartsがAberdeenに勝利し、勝ち点差4を確保されたため、今節を待たずにHeartsの2位(UEFA CL出場権)、Rangersの3位(同UEFA Cup)が確定した。

060507gershearts01_1 したがって今節は、監督Alex McLeishの退任試合という位置付け。現金なもので、駅前にはダフ屋(というか自分のチケットを売る人)が大量に出没していた。<5/7 Heraldより>

060507gershearts02 最終戦と言うこともあり、試合前にスタジアムの外観をゆっくりと眺めていたら、Copland Road Standの壁の煉瓦に寄付者らしき名前が刻まれているのに初めて気がついた。

Copland Roadは、地下鉄IBROX駅を出てすぐの通りで、オフィシャルソングにも歌われている。

- THE FAMOUS GLASGOW RANGERS -
As I Was Walking Down The Copland Road
I Meet A Bunch Of Strangers
And They Said To Me
Are You Going To See
The Famous Glasgow Rangers,
So I Took Them Up To Ibrox Park
Just To See The Flags Unfold
After That Display They Had To Say
Your The Best Team In The World
・・・・・

何とも誇らしげな歌だが、胸を張ってこれが歌えるだけのクラブ史を持っているところは事実だ。

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060507gershearts03 いつもの試合前の風景。

マスコットの名前はIBROXを並び替えた「BROXI」。柏のレイ君に似た動きをするが、彼ほどおちゃらけていない。

060507gershearts04 Heartsファンは史上初めてCL出場権を獲得したことと、何よりもOld Firmよりも上位でシーズンを終えたことで、試合前から浮かれっぱなし。アウェイエリアで、ビーチボールを大量に持ち込み楽しそうに遊んでいる。キックオフ前にはボールをピッチに投げ込んだりして、今日は完全にお遊びらしい。いつも真剣な周りのRangersファンはキレている。

060507gershearts05 Heartsは5/13にカップ・ファイナルを控えている事もあり主力を何人か落としている。一方Rangersは、完全に復調したPrso(9)、今季CLでHenryに続く2ndベストストライカーに選ばれたLovenkrands(26)、リーグ得点王Boyd(15)の3トップで超攻撃的な布陣。

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試合が始まってすぐ、メインスタンドはVIP席に次期監督のLe Guenが来たんじゃないかとざわめく(真偽不明)。

前半から、RangersはHeartsを圧倒。飛車角落ちのHeartsに対し今季の鬱憤を晴らすかのように全員気合いが入っている。DFは読みが良く、深いタックルでHeartsの前線にボールを入れさせない。Prsoは、細かい足下のテクと重戦車のように3~4人の相手を突破していく以前の調子を完全に取り戻したようだ。日本代表はこいつをどうやって処理するのだろうか?

060507gershearts06 前半36分、LovenkrandsのコーナーをBoydが頭で決め1-0。Heartsファンも一緒に喜んでいる(笑)。Heartsファンは、アウェイエリアで"Champions League, la la la~"とか歌ったり、"IBROX CHAMPIONS LEAGUE SECTION"なんていうバナーを掲げて遊んでいる。どこの国でも首都のチームはこういうのが好きなのか? FC東京よりもウィットが効いていて面白いけど。

060507gershearts08 後半も、時折ピンチを迎えるも、基本的にRangersのペース。74分にBoydが2点目を決め勝負あり。普段なら観客が帰り始めるところだが、今日は「それほど」席を立つ人は多くない。

060507gershearts09 ロスタイムに入ると、電光掲示板に"THANKS FOR THE MEMORIES ALEX - GOOD LUCK"という感謝の言葉がさりげなく表示され、スタジアムは拍手に包まれる。

060507gershearts10 そして試合終了。新聞では、監督についてのファンの評価は真っ二つとのことだったが、4年半の功績に感謝を込めて皆スタンディングオベーション。監督もピッチ中央でそれに答える。

いつもより長い拍手を除くと、特別のセレモニーもなく、シーズン最終日はいつもの試合のように終わった。結局タイトルはゼロだったが、スコットランドで初めてのCLベスト16の瞬間に居合わせた興奮はずっと残るだろう。

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060507gershearts12 帰り道、グラスゴーの中心部George Squareには、来週のカップファイナル"Hearts対Gretna FC(2nd div.)"が大きく広告されていた。グラスゴーの2チームのファンはこれを見てどう思うのだろう。

ちなみに、スポンサーのTENNENT'Sは、グラスゴーのビール会社。500ml缶が水より安いので、水のように消費される。

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The Bank of Scotland Premier League
Sunday, 7 May 2006
Ibrox, Glasgow. Attendance: 49792.

Rangers 2 (Boyd 36, 74)
Heart of Midlothian 0

RANGERS: Waterreus (Robinson 78); Murray, Andrews, Kyrgiakos, Smith (A. Rae 48); Burke, Hemdani, G.Rae, Prso; Boyd, Lovenkrands (Buffel 67). Subs Not Used: Malcolm, Novo, Lennon, Ashikodi.
HEARTS: Banks; Barassa, Berra, Petras, Wallace; Beslija (Mikoliunas 81), Brellier (Johnston 62), Aguiar, Skacel; Elliot, Pospisal (Makela 74). Subs Not Used: Gordon, Neilson, Camazolla, Cesnauskis.

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2006年4月22日 (土)

SPL: EDINBURGH DERBY

4/22(Sat) HIBERNIAN 2 - 1 HEARTS of MIDLOTHIAN

今日は注目のエジンバラダービー。エジンバラに滞在中に一度は見てみたいと思っていたところ、幸運にもチケが入手できた。やはり、こまめにクラブのHPを確認するに限る。

HibernianとHeartsは、SPLではOld Firm2チームには及ばないものの、常に上位に顔を出す強豪。特にHeartsはリトアニア人オーナーによる積極的な補強で、Old Firm2強支配体制を崩し、ヨーロッパの舞台を目指そうとしている。実際、今季はCL出場圏内の2位に付けており、今のところ結果を出している。

したがって、現在3位のRangersファンとしては、今日はなんとしてもHibsに勝ってもらいたいところ。

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060422hibshmfc001さて、HibernianのホームEaster Roadへは、アクセスが便利なのと、キャパも適度で、感じの良いスタジアムなので、今日で3回目の訪問。

エジンバラ駅からも徒歩20分程度。駅からLeithの海に向かう坂を下り、大きなロータリーで右折してLondon Rd.(右写真)をひたすら直進。左手に見える教会の先を左折。ここら辺に来ると、緑のHibsサポがたくさんいるので、後について行けば問題ない。

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左折すると商店街に入る。試合開始間近だったので、時間的にHeartsサポの一群に紛れ込んでしまった。

まもなく、青い看板が目に入る。アウェイサポはここで、右折。ホームは直進。まあ、結局どちらからでも問題なく行ける。

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面白そうなので、Heartsサポについて行くと、みんな手作りのシルバーウェアを持っている。

4/2のScottish Cup semi-finalでHibsを4-0で下したので、その当てつけらしい。「俺たちはカップを取るぞ」、と。

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スタジアムのチケットオフィス。電話予約の場合はここの窓から引き取る。

ダービーやOid Firmとの対戦以外なら、まず間違いなく当日券も買える。

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060422hibshmfc05East Standはここのターンスタイルから入る。

試合開始5分前なのにこんな状態。スタジアム外でのんびりと飲んだりしている人が多い。この国では出足が遅いのが当たり前。

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060422hibshmfc06East Standからの眺め。日本で言うバックスタンドに当たる。

たいていのクラブで、熱心な観戦者≒シーチケ保持者が多くいるメインとバックの方が、ゴール裏よりも熱いのが特徴。ここもその一角。ゴール裏は座っているのに、ここでは試合中立ちっぱなしでした。値段は£22。

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060422hibshmfc07 ちなみにゴール裏(Famous Five Stand)。

Easter Roadでの観戦なら、エジンバラの名勝Arthur's Seat(街はずれの丘陵)が見えるので、こっちがベストポジション。値段は£25。

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060422hibshmfc08 注目は10番Derek Riordan(スコットランド代表)。

スピードがあり、ガンガン前に行く、とにかくゴールに向かっていくタイプのFW。ボールコントロールもうまい。金髪モヒカンなのですぐに分かる。

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前半開始。ダービーのため、激しい削り合いでしばらくはボールが落ち着かない。

060422hibshmfc0914分、そのRiordanが、右からのクロスのこぼれ球を、ゴールエリア内から、冷静にわずかな隙間を通してゴール。奴はゴール前でのボールコントロールが本当にうまい。Hibs1-0Hearts。

しかしながら、ロスタイムにHibsのDFとキーパーの連携ミスで、キーパーが取り損なったボールを、Heartsのチェコ人ストライカーBednarが決める。

となりのおっさんが、「Cup semi-final でも、あのキーパーは同じ事を2回やった!」と怒り心頭。

Hibsサポ前で喜びを爆発させるHeartsの選手たち。選手に向けてマッチデイ・プログラムが数冊投げ込まれる。Hibs1-1Heartsで前半終了。

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060422hibshmfc10後半開始。

Heartsは、中盤でボールを支配しようとする。70分には、マルセイユからレンタル中のチェコ代表MF Skacelも入るが、Hibsの激しいプレッシャーで、長くボールを持つことは出来ない。

ただし、Heartsは、サイドからHibsよりもずっと精度の高いクロスを入れることができるので、得点の機会は多く作れる。

一方のHibsは、1対1では激しい当たりで負けてないものの、ボールを奪ってから前に大きくけり出してサイドに張る2人のFWに任せるだけで、チャンスはなかなか作れない。この辺の攻撃のクオリティの差が、Heartsの補強の結果だろう。

そんな中、78分、Hibsは、右サイドの攻防からパスをうけた途中交代のBenjellounがゴールエリア外から右足を振り抜き貴重な勝ち越し弾。

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ゴール裏から興奮したファンがピッチになだれ込む。隣のおっさんに抱きつかれて、写真はピンぼけ。

ロスタイム3分をなんとかしのぎ、そのまま2-1で試合終了。結局、今季のエジンバラダービーは、お互いがホームゲームを制し、2勝2敗のイーブン。

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ダービーのため、この試合は、いつにも増して激しいプレイの応酬だった。体をすくい上げるような激しいスライディング・タックルは、ここでは何よりも好まれるが、体が宙で一回転するようなこともしばしば。

ただし、タックルされた方も、何もなかったかのように起き上がり、すぐにプレイに戻る。この激しさと直線的でスピーディーなプレイがスコットランド・サッカーの醍醐味だと改めて実感した。

主審のジャッジも安定し、不当に試合の流れを止めることもなくストレスを感じさせないのも、また重要な要素か。

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060422hibshmfc13試合が終わったら、あまり勝利の余韻には浸らずに、みんなとっととスタジアムを出る。ただし、ダービーの勝利でみんな上機嫌。

ゲートの向こうには、Leithの海が見える。海までは、スタジアムの中までカモメが飛んでくる位の近さ。やっぱり、良いスタジアムだ。

今日は、Heartsに勝ち点を与えなかったHibsに、Rangersファンとして感謝!ただし、明日のRangersはOld Firm(ダービー)。今の状態で、果たしてCelticに勝てるのか?

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The Bank of Scotland Premier League
Saturday, 22 April 2006
Easter Road, Edinburgh. Attendance: 16,654

HIBERNIAN 2 (Riordan 16, Benjelloun 78)
HEARTS of MIDLOTHIAN 1 (Bednar 45)

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2006年4月15日 (土)

SPL: RANGERS 1-1 ABERDEEN

痛恨の引き分け・・・

Celticの大差での優勝が決定し、今季の見所はCL出場権をかけた2位争いとなっている(ちなみに、3位はUEFA CUP出場権)。今節試合前の段階で2位Heartsとの勝ち点は3、残り5試合を残して十分逆転の可能性があった。

ところが、今日のホームAberdeen戦で痛恨の引き分け。一方のHeartsはホームでKilmarnockに2-0と確実に勝利を収めた。この結果、両チームの勝ち点差は5まで広がった。

今日は忙しくてスタジアムに行けなかったため試合の様子が分からないが、優勝の望みのなくなったこの状況でもホームIbroxには48,987人も入るのだから、なんとか良い結果を出して欲しいものだ。今季は肝心なところで勝ちきれない弱さが目に付く。

両チームの残り試合カードは以下の通り。

2位HEARTS(勝点68):Hibernian(A)/Celtic(H)/Aberdeen(H)/Rangers(A)

3位RANGERS(勝点63):Celtic(A)/Kilmarnock(A)/Hibernian(A)/Hearts(H)

当たり前なのだが、SPL固有のルールである、第4クールの上位6チーム・下位6チーム分離制度のため、両者の対戦カードの重みはほぼ同じである(強いて言えば優勝の決定したCelticもウチには手を抜かないだろう。)。したがって、現在の勝ち点差が大きく効いてくるということか。

この制度については初めて接するのだが、果たしてリーグ序盤を盛り上げる要素となるのかどうかについては、シーズンが終わった段階で評価できるだろう。

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2006年2月 8日 (水)

SPL: ABERDEEN - RANGERS

2/8 SPL: ABERDEEN - RANGERS /2-0

今節は平日開催、アウェイのAberdeen戦。平日にアバディーンまで行けるはずもなく、オフィシャルHPの結果を心待ちにしていたのだが・・・。致命的な敗戦。

順位は4位に転落。

日曜日のダービーに向けて立て直せるか。

The Bank of Scotland Premier League
Wed, 8 February 2006
Pittodrie Stadium, Aberdeen. Attendance: 17,087

ABERDEEN: Langfield; Clark, Anderson, Severin, McNaughton; Nicholson, Griffin, MacFarlane (Diamond 76), Snoyl (Foster 66); Lovell (Mackie 73), Smith. Subs not used: Esson, Dempsey, Stewart, Macaulay.
RANGERS: Waterreus; Ricksen, Andrews, Kyrgiakos (Smith 45), Murray; Burke, Ferguson, Malcolm, Lovenkrands; Boyd (Buffel 45), Prso. Subs not used: Klos, Carcary, Hutton, Novo, Hemdani.
(Rangers Official HPより作成)

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