Brandnew Wembley!
土曜日のChelsea戦、引き分けが濃厚となった試合終了数分前、駆け足でスタジアムをでて、こけら落としを終えたばかりの新しいWembleyスタジアムに行ってみた。カードはU16イングランド代表-スペイン代表。チケットも十分余っているので、新スタジアムを見学する良いチャンスだ。
アクセス方法は複数あるが、ロンドン中心街からならWembley Park stationまで、Jubilee(グレー)かMetropolitan(紫)を使うのが便利だろう。
駅を出ると真正面にスタジアムが見える。なぜだか飛田給を思い出してしまった。距離もそんな感じ。
The Bobby Moore Bridgeの地下道を抜ける。巨大なスタジアムは目の前だ。
ロンドンアイをまたぐ程の大きさのこのアーチ、スタジアムのシンボルとなるだけでなく、技術的にも5000tもの重さの屋根を支えるという役割を持っている。
このアーチのおかげで、スタジアム内には屋根を支える支柱が不要となり、全ての席からの視界を確保できている。観客の満足という目的を実現するために最新の技術が惜しみなく使われている。
スタジアムの用途は、サッカー、ラグビー、音楽イベント。そして最下層の座席の一部を取り除くことによって、陸上競技への対応も可能となっている。
あくまで"Football First"の概念を維持しながら、多目的用途にも対応させているところが素晴らしい。この国の人たちは、横国のように単に「何でも出来るでかい器」を作ればいいやというような愚行は犯さない。
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相変わらず狭いターンスタイル抜ける。
スタジアムのサイズに見合う広大な空間のコンコース。埼スタに似たような印象だが、天井は低い。
フードコーナーのメニューは貧弱だが、ビールが大量にあれば皆満足なのだろう。壁には、1966年W杯イングランド大会の優勝スコアが刻まれたりしていて、ここがイングランドの聖地だということをアピールしている。
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スタジアムに入った瞬間に広がる、とてつもなく大きな空間。キャパは9万人で、オールシーターではもちろん世界最大。椅子は全てイングランドの赤。
スタジアム内部の大きな特徴としては、「ボウル」と呼ばれる1層式の観客席。この規模のスタジアムなら従来の4層式に相当するところだが、スタジアム内部の一体感を優先して1層式の構造としたもの。たしかにその設計のおかげで、非常に大きな空間にもかかわらず一体感を抱かせる。
また、反響効果も十分に考慮されて設計されているようだ。ピッチ上部以外を覆うほぼ密閉型の屋根のおかげで、ちょっとしたどよめきや歓声がよく伝わってくる。今日の入りはキャパの1/3にも満たない28210人。それでも得点時の歓声はその人数以上に大きく聞こえた。
満員のスタジアムで歌われる"God save the Queen"とイングランド国旗の海を想像しただけで鳥肌モノである。ここでイングランドと対戦する国は「アウェイ」を感じることだろう。
ちなみに屋根は芝の育成を考慮して可動式になっている。
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スタジアムのキャパ・コスト比較があったのでコピペしてみる。新Wembleyは、その大きさにもかかわらず、総工費はかなり抑えられているということだろう。札幌ドームはコストパフォーマンス悪いなあ。
Stadium// Capacity/ Total Cost/ Cost per seat
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Wembley// 90,000/ £352,603,000/ £3,918
Stade de France// 80,000/ £266,597,067/ £3,332
Telstra Stadium (Australia)// 83,500/ £278,897,627/ £3,468
Munich (new)// 66,000/ £248,239,862/ £3,761
Arena Aufschalke// 51,000/ £180,432,432/ £3,538
Sapporo Dome// 42,122/ £245,959,091/ £5,839
Washington State// 72,000/ £359,642,567/ £4,995
Denver// 76,125/ £338,503,518/£ 4,447
Cincinnatti// 66,000/ £275,875,744/ £4,180
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駅までの帰り道。今日は、今後に控えるFA Cup Finalなど大規模イベントのシミュレーションでもあるのだろう。駅を飽和させないように、騎馬警官が人の波を巧みにコントロールしている。
この国では、日本と比べて効率の悪さ・生産性の低さに辟易とさせられることが多いが、サッカー関連のサービスに関しては非常にオーガナイズされているなあ。もうちょっと日常生活にフィードバックしたらどうだろうか?
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なお、スタジアムに関する情報は、全てオフィシャルサイトから得たものである。
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