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2007年5月 6日 (日)

ARSENAL 1 - 1 CHELSEA

Sun 6 May 2007, 16:00, Barclays Premiership: Arsenal-Chelsea

日曜日開催のプレミアはArsenal-Chelseaのロンドンダービーのみ。もちろん早々に売り切れていたため、観戦はとうの昔にあきらめていたが、友人から「ダフ屋がいっぱい出ているぞ」と悪魔の誘いが。

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昨年、ArsenalのホームがHighburyから現在のEmirates Stadiumに移り、キャパが38149から60432へと大幅にアップしたにもかかわらず、チケットの入手はイングランドで最も困難なクラブのひとつである。

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なぜなら、シーチケは数年待ち、メンバーも金・銀・赤の3部制になっていて、好カードのチケットを入手するためには、より上位のメンバーであることが求められる。より上位のメンバーになるためには、赤メンバーから初めて観戦試合数を積んでいく必要があるが、赤メンバーに配分されるゲームは非常に少ない。

一見客には非常に厳しい制度であるが、長年クラブに忠誠を尽くしているファンを最も大切にする制度であり、クラブの本来あるべき姿だろう。

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ということで、数々の試合を見ながらも、Emirates Stadiumには行かずじまいかと思っていたところ、幸運にも最後の最後でスタジアムに入ることが出来た。

チケットはシーチケホルダーから定価の倍程度で購入。ロンドンダービーとはいえ、Arsenalには何のタイトルもかかっていない試合。ファンによっては見る価値がないと考える人もいるのだろう。

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地下鉄Arsenal駅から徒歩5分、巨大かつ近代的なスタジアム。

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スタジアム内部は非常に近代的。高齢ファンにも配慮して、上層階へのアクセスにはエレベーターも設置されている。周辺の殺風景な景色をガラス窓越しに見つつビールを飲み、ファンは試合まで時間をつぶす。

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スタジアムの巨大さにもかかわらず、ピッチへの距離は感じない。座席は大きめで、クッションがついている。今まで訪れたスタジアムの中で最も快適だ。

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今日の試合は、Chelseaにとっては、勝てば今週のMan Uとの直接対決にタイトル争いの望みをかけられる非常に重要な試合。対するArsenalには特に何もかかっておらず、Chelseaのタイトルをつぶす以上の意味はない。ファンにとってはそれ以上の喜びは無いのかもしれないが。

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前半当初はChelseaの猛攻が続く。この時点で得点できなかったのが後に響く。

前半終了間際、Gilbertoがエリア内で経験の浅いDF Boulahrouzに倒されPK。Boulahrouzは一発レッドで退場。PKが決まりArsenal以上にそのライバルManchester Utdにとって重要な1点となる。

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後半、当初から10人でプレイするChelseaは、数的不利からボールをキープできない厳しい展開が続く。あまりゴールの気配がなかった後半70分、右からのクロスを数人のDFに囲まれながらEssienがダイビングヘッドで角度をずらしゴール。

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それ以降はArsenalが完全に引いてしまい。Chelseaの猛攻が続く。ロスタイムの4分間も攻め続けるが、長いシーズンを戦った選手は気力だけで動いている感じ。そしてChelseaの猛攻も実を結ばず、残念ながらドロー。この瞬間、Manchester Unitedの4季ぶりのプレミアタイトルが決定した。

Carvalho, A Cole, Ballack, Drogba, Shevchenko, Robbenといった主力を欠きながらもここまで良く戦ってきたものだ。チームの総合力はMan Uが上だった。

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試合終了の瞬間、監督Mourinhoは真っ直ぐにChelseaファンの方に向かう。ピッチ中央を指さして、首を切る仕草?を見せながら。

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ピッチを指さしていたのは、"My players are heroes"と選手達をたたえる意味だったらしい。遠くからは首を切る仕草に見えたのは、「アゴをあげろ」、つまり「タイトルは獲れなったけれど、頭を下げずに胸を張って選手達、クラブを誇りに思ってくれ」ということだったらしい。

遅れて選手達も駆けつけ、それぞれユニを投げ込む。

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Chelseaに肩入れして見ていた身からすると、今週のMan Uとの直接対決を前に決着がついてしまったのは残念でならないが、悔しさよりも清々しさが残ったのは、Mourinhoのファンに対する姿勢のおかげだろう。攻撃的な言動から批判が絶えないが、現代のFootballに一番大切なものを理解している監督だ。

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監督が真っ先にファンのところへと駆けつける姿にChelseaファンは感激せずにはいられなかっただろう。"CHELSEA 4 LIFE"を掲げるファン。このプリントは良いな。是非とも浦和のユニで作りたい。

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帰り道、前ホームのHighburyへ寄り道。既にメインの外壁しか残っていない。やっぱり、Arsenalといえばこっちだな。

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Barclays Premiership
Sun 6 May 2007, 16:00, Emirates Stadium, Attendance 60102.
Arsenal - 1 (Gilberto 43 (pen))
Chelsea - 1 (Essien 70)

Arsenal (4-4-2) Lehmann; Eboué, Touré, Gallas, Clichy; Fabregas, Gilberto (c), Denilson (Hleb 59), Diaby (Hoyte 79); Baptista, Adebayor.
Chelsea (4-3-3) Cech; Ferreira, Boulahrouz, Terry (c), Bridge; Essien, Mikel (Diarra 74), Lampard; Wright-Phillips (Sinclair 79), Kalou, J Cole.

 

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コメント

一連の記事を読んでMourinhoという監督が好きになったなと
日本の報道だけみていると、たんなる「性格の悪い負けず嫌いのビッグマウス」みたいだ・・・

投稿: 東京拘置所 | 2007年5月 8日 (火) 16時15分

Sir Alexのように人格者(本当か?)じゃないだろうけれど、選手とファンのことをなによりも考えているのは事実かと

ビッグマウスも、選手に対するマスコミのプレッシャーを回避するという意味もあるようだし

もちろん、アウェイでは常に"F**kin Mourinho"の大合唱だけどw

投稿: gers | 2007年5月 9日 (水) 00時17分

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