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2006年12月14日 (木)

RANGERS 1 - 0 PARTIZAN BELGRADE

Thu 14th Dec 2006, UEFA CUP: Rangers - Partizan Belgrade

061214gerspartizan1 週末を利用して久しぶりにスコットランドを訪問、4日で3試合観戦(メインはもちろんオールドファーム)したが、あらためてスコットランドの特殊性を感じた。

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今日はUEFA CUPグループリーグ最終節。Partizan Belgradeは、かつてオシムも指揮を執ったことのあるセルビア共和国(旧ユーゴ、旧セルビアモンテネグロ)の首都ベオグラードの強豪クラブ。

同クラブは25競技ものスポーツクラブを有し、UEFAが欧州で最も優れたスポーツアカデミーと評するクラブでもある。同じ首都クラブであるRed Star Belgradeとは「永遠のライバル」(the eternal derby)関係にあり、ともに欧州カップの常連である。

061214gerspartizan4 Partizanは既にこのUEFA CUPグループ・リーグ戦敗退が決定しており、Rangersもリーグ突破が決定していることから、共にメンバーを落とし、モチベーションの上がらない試合であった。さらに木曜夜という試合設定にもかかわらず、少ないながらもParitizanサポが駆けつけていた。ホームの出足もいつもより悪かったが、それでもIbroxには、当たり前のように4万5千を超える観客が集まった。欧州のゲームはどんなゲームでも重要だということだ。

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061214gerspartizan3 試合は、Rangersが数多くの決定機からようやく1点を決め、そのまま終了。日曜日のオールドファームに向けて主力を温存したにもかかわらず、良いプレイしているなあというのが率直な印象。

というのも、今季着任したフランス人新監督Paul Le Guenは、これまでオールドファームに期待される結果が出せず(というか歴史的に酷い結果)に、メディアから相当な批判を浴びていた。実際、SPL第18節時点の成績では、Celticの15勝3敗0分に対して、Rangersは9勝5敗4分と絶望的な差が開いている。

しかしながら、今季UEFA CUPでは、グループ・リーグA組をダントツの成績で突破している。もちろん対戦相手に恵まれたという面はあるかもしれないが、欧州で勝てる(それなりの成績を出せる)チームにはなっているのは事実である。

つまり、スコットランドのサッカーはそれだけ特殊だということだ。これはスコットランドのメディアでも常に指摘されているが、Lu Guen(と彼が連れてきた1チーム分の新加入選手)はスコットランドサッカーに未だにフィットできていない。だから、欧州で勝ててもスコットランドで勝てない状況にある。これはどちらのレベルが上か下かの問題ではない。

欧州若手監督のトップクラスと評されるLe Guenの監督としての資質に疑いがないのは、Lyon(Olympique Lyonnais)をUEFA CLの常連・強豪チームにまで育てたことで証明されている。

しかし、スコットランドでは、フィジカルとハートがプレイの大前提だ。ここで成功するために必要なのは、そうしたスコットランド・サッカーの特殊性を理解し実践することだろう。ただ、最近の監督の発言「フランスではキャプテンの役割はそんなに大切ではなかった」などをみていると、SPLに慣れるよりも解任の方が早いかもしれない。

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UEFA CUP, Group A
Thu 14th Dec 2006, Ibrox, Attendance 45129.
Rangers - 1 (Hutton '55)
Partizan Belgrade - 0

 

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