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2006年12月15日 (金)

The Old Firm's European Challenge

UEFAの抽選の結果、CelticはCLでAC Milanと、RangersはUEFA CUPでHapoel Tel Avivと、来年2~3月の決勝トーナメント初戦でそれぞれ対戦することが決定した。

Hapoel Tel Avivはイスラエルの強豪クラブで、2001年UEFA CUP準々決勝進出の実績を持つ。ただし、UEFAランキングではRangersが85位上回るなど実力差は明らか。抽選結果次第では、Leverkusen、Feyenoord、AEK Athensと当たることもあり得ただけに、Rangersはこの幸運を生かして確実に駒を進めることが期待される。

一方のCelticはベスト16の顔ぶれの中では実力的には一番劣ると考えられるだけに、スタイルの近いイングランドのクラブと対戦して可能性を見いだしたかったところだが、Milan相手は相当苦しいだろう。

061218milan0 MilanにはRangersでプレイしたことのあるRino Gattusoもいるので、RangersファンはMilanをサポートするだろうと考えていたら、既にオールドファームでMilanの旗を掲げる奴を発見。準備が早すぎます。GattusoはRangersのオフィシャルサイトでも、高度に戦術が発達したセリエAよりも、フィジカルを重視するスコットランド・サッカーに強い愛着を持っており、常々機会があればスコットランドに戻りたい旨の発言をしている。

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さて、欧州戦で対戦カードが決定すると常にメディアでも話題になるのが、アウェイゲームにおけるチケットの割当て状況である。UEFAの規定では最低アウェイクラブに対して5%の割当てをすることが求められているが、それ以上の割当てを引き出すことが出来るかどうかはクラブ間の交渉にゆだねられる。

通常、英国クラブのファンは相当数がアウェイにも遠征することから、アウェイチケットの確保はクラブにとっても大きな仕事のひとつである。MilanはCelticに対しSan Siroの5%の4500枚の割当てを公表しているが、Celticファンのアウェイ需要は2万枚と言われている。しかもクラブ史上初のCLベスト16となると、それ以上のファンが駆けつける可能性がある。実際、2003UEFA CUP決勝では8万人のCelticファンがセビリア入りしている。クラブは抽選会の席上で既に交渉を開始したそうだ。

欧州戦の常連クラブではこうしたヨーロピアンゲームの開催ノウハウが蓄積されているが、我が浦和レッズは来年のACLがクラブ初の公式国際試合となる。しかし、クラブの本気度は過去のACL参加Jクラブとは比較にならない。来年に向けたクラブの入念な準備を期待すると共に、我々も一人でも多く現地に駆けつけて慣れない土地で真剣勝負をするクラブをサポートしよう、というか俺もしたい。

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ここまで書いて思い出したが、RangersのホームIbroxで日本人として唯一得点を決めたことのあるのは、我らが小野伸二。UEFA CUPを獲得した2002年の決勝トーナメントでFeyenoordの選手としてグラスゴーを訪れた伸二は、72分に強烈なミドルを決めIbroxを沈黙させている(YouTube、7:05あたりから)。

このアウェイゴールがいかに貴重だったかは、伸二のゴール後の表情で分かる。まるで、伸二の駒場最終戦、市原相手にフリーキックを決めたときのようだ。Rangersの公式サイトには、今でも「Japanese superstar Shinji Ono had fired a sensational opener」と記されている(Rangersオフィシャルサイト)。

当日、スタジアムの緊張は相当なものだったようで、当然のごとくファン同士の衝突も起こっている。どちらも凶暴だもんなあ。

 

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