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2006年2月23日 (木)

UEFA CL: RANGERS - VILLARREAL

2/22 UEFA CL 1st Knockout Round: RANGERS - VILLARREAL

待望のCLベスト16、Rangersはスコットランドのチームとして初めてのベスト16への挑戦をする。

060222gersvil1060222gersvil2  スタジアムに入ると、今回もマスゲームの仕込みがされている。

Villarrealサポは、コーナー一角に押し込まれ、500人もいない。スタジアムの外で入場を見ていたが、特におじさん・おばさん・おばあさんのサポがとても多いのに驚いた。その他家族連れも多かった。もちろん若者も居て、前で声を張り上げていたが、平日に海外まで来られるのは、時間と金のある年齢層になるのか?

だだし、お年寄りにまで愛されているのはクラブのあり方として非常に健全だし、伝統を感じるし、なにより見ていて微笑ましい。対してRangersサポの方は、行きの地下鉄車内でワインのビンを片手に一気飲みしている酔っぱらい集団に囲まれてスタジアムに着いただけに、あまり親近感を持てない。

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060222gersvil3060222gersvil4060222gersvil5試合は、前半10分もしないうちにペナルティエリア内でハンドを取られ、PKを献上。遠いサイドだったので誰のハンドか分からないが、周りはよくポカミスをするギリシア代表Kyrgiakosのせいじゃないかと、切れ始める。

大ブーイングの中、RiquelmeがPKを落ち着いて決め、アウェイゴールを早くも決めたVillarrealが早くも精神的優位に立つ。

Villarrealは、Rangersの選手が常にプレッシャーをかけているにもかかわらず、落ち着いたボール回しが出来る。ロングボールの競り合いの際も、体で負けても、周りの選手のポジショニングが良いおかげで、ことごとくこぼれ球を拾われる。

選手個々のスキルも非常に高く、トラップミスは全くなかった。中でも、トップ下に入るRiquelmeの存在感は抜群だった。見た目は細くて普通の選手なのだが、強い当たりでもボールを奪われることは決してなく、溜めに溜めて周りに敵を引きつけてから、味方に決定的なパスを何回も供給していた。

FWのForlanやJose Mariも前線でとても良く動くので、Rangersの鈍くさいDFは相手をフリーにしてしまうことしばしば。

そんな劣勢にもかかわらず、スコットランド代表入りが期待されるBurke(バッケ)の突破から、Lovenkrandsが貴重な同点弾を決める。デンマーク代表のLovenkrandsは、昨年12月のインテル戦でも貴重な同点弾を同じシチュエーションで決めており、ここのところのリーグ戦では不調だったが、大舞台での勝負強さがある。

ちなみにBurkeは、スコットランド人にしては小柄だが、突破力のある右サイドのMFで、平川を超攻撃的にした感じ。器用な選手で左に入ることもある。サイドを駆け上がった後のクロスはとても正確で、Rangersの重要な攻撃パターンのひとつになっている。隙を見ては中に切れ込んで、自分でシュートを打つことも多い。

せっかくの同点にもかかわらず、その10分後に、ペナルティエリア内でオフサイドと勝手に判断したプレイがそのまま得点につながってしまう。今日の2失点は全く不用意な失点だった。

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060222gersvil6後半は、Villarrealの監督も認めるように、効果的な選手交代と相手への効果的なプレッシャーをかけ続けたことで、Rangersが優位に立つ。

CLでは、全く異種のチームと対戦するので、普段見ているスコットランドリーグとは異なる醍醐味がある。

同じスコットランドのチーム同士だと、綺麗で激しいタックルと空中戦が見所となる。

対して、今日の相手は、全くスタイルの異なるスペインのチーム。彼らはボールのキープ力と展開力に非常に長けているのに加え、審判に見えないところでのファールが非常に旨い。さりげなくユニを引っ張って相手を止めたり、確実に笛を吹いてもらえるようにファールを受けたりと。

スコットランドでプレイする真面目なうちの選手達には、こういう相手はとてもやりづらい。ベスト16に残っているChelseaやLiverpoolの方が試合としてはハマるのではないかと思う(が力の差も如実に表れるので大敗するとも思う。)。

68分に途中出場したベルギー代表Buffelのシュートが相手に当たりゴール。当たらなくても枠に行っていたファインゴールだった。この同点弾で、Rangersは2ndレグに望みをつなぐことが出来た。

リーグはセルティックでほぼ決まり、リーグカップ(ナビスコみたいなもの)とスコティッシュカップ(天皇杯に相当)は既に敗退している今季のRangersの夢はCLしかない。もう少し夢が見続けられるか?

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オフィシャルHPでは試合の2時間後には詳細なマッチ・レポートが出ている。UEFAの公式サイトも同様。ともに、Rangersは望みをつないだという論調。明日の新聞が楽しみだ。

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UEFA Chanpions League
Wed, 22 February 2006
Ibrox, Glasgow. Attendance: 49,372

RANGERS 2 (Lovenkrands 22, Pena 82(OG))
VILLARREAL 2 (Riquelme 8(Pen), Forlan 35)

RANGERS (4-4-2): 25 Waterreus; 2 Ricksen, 16 Rodriguez, 14 Kyrgiakos, 34 Smith; 17 Burke, 6 Ferguson, 7 Hemdani, 31 Namouchi (Buffel 68); 9 Prso (Boyd 88), 26 Lovenkrands (Novo 75). Subs not used: Klos, Andrews, Murray, Ricksen.
Booked: Rodriguez (41), Prso (88).

VILLARREAL (4-4-2): 13 Viera; 17 Venta, 2 Gonzalo, 22 Pena, 3 Arruabarrena (Sorin 61); 19 Senna, 6 Josico, 8 Riquelme (Arzo 90), 18 Tacchinardi; 5 Forlan, 23 Jose Mari (Roger 83). Subs not used: Barbosa, Guayre, Calleja.
Booked: Arruabarrena (53), Forlan (79), Viera (90).
(RangersオフィシャルHPより)

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2006年2月10日 (金)

監督解任2

2/10 監督解任2

今日のグラスゴー地元紙Heraldのトップを含め4面が、監督Alex McLeish解任の報道である。

会長David Murrayは、今後クラブに対する巨額の投資が予定されていることを示唆し、不満のたまっているファンへ、明るい未来が待っていることを強調している。

また、度重なる主力の怪我による離脱が今シーズンの不調の原因だとし、監督への配慮を見せた。

ここで、監督のキャリアを紹介する。

1959年 グラスゴー生まれ
1976年 Aberdeenに加入、Alex Fergusonの下、94年までディフェンダーとして活躍
1982年 ワールドカップ出場
1990年 ワールドカップ出場(93年まで代表77キャップ)
1994年 Motherwellの指揮を執る
1995年 Motherwell、リーグ2位(過去60年間で最高位)
1998年 Hibernianの監督に就任
2001年 Rangersの監督に就任
2002年 リーグカップ及びスコティッシュカップ獲得
2003年 スコティッシュカップ、リーグカップ及びRangersにとって50回目のリーグタイトル獲得
2004年 リーグカップ獲得
2005年 リーグタイトル獲得(51回)、スコットランドのチームとして初のチャンピオンズリーグ・ベスト16入りを果たす
(Herald及びRangers Official HPより作成)

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2006年2月 9日 (木)

監督解任!

2/9 監督解任!

木曜日帰宅してメールをチェックすると、Rangersメールマガジンからメールが届いている。タイトルは「Exclusive: Eck To Leave Gers」。監督Alex McLeishの解任だ。

チェアマンのコメントによると、「解任自体は既に1月前半に合意されていたが、クラブへの投資や選手への影響を考え、CL決勝トーナメントVillarreal戦の後に発表されることになっていた。」

「しかしながら、ここ2試合の結果を受けて、複数のサポータークラブ、クラブ幹部、中心選手と議論した結果、解任の発表は今なされるべきだと合意された。」

今年の成績は言い訳のできないものであるが、4年半の在任期間に7つのトロフィーを獲得した事実は揺るがない。

全ては明らかにされた。

クラブは結束して、日曜日のダービーで結果を出すしかない。

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2006年2月 8日 (水)

SPL: ABERDEEN - RANGERS

2/8 SPL: ABERDEEN - RANGERS /2-0

今節は平日開催、アウェイのAberdeen戦。平日にアバディーンまで行けるはずもなく、オフィシャルHPの結果を心待ちにしていたのだが・・・。致命的な敗戦。

順位は4位に転落。

日曜日のダービーに向けて立て直せるか。

The Bank of Scotland Premier League
Wed, 8 February 2006
Pittodrie Stadium, Aberdeen. Attendance: 17,087

ABERDEEN: Langfield; Clark, Anderson, Severin, McNaughton; Nicholson, Griffin, MacFarlane (Diamond 76), Snoyl (Foster 66); Lovell (Mackie 73), Smith. Subs not used: Esson, Dempsey, Stewart, Macaulay.
RANGERS: Waterreus; Ricksen, Andrews, Kyrgiakos (Smith 45), Murray; Burke, Ferguson, Malcolm, Lovenkrands; Boyd (Buffel 45), Prso. Subs not used: Klos, Carcary, Hutton, Novo, Hemdani.
(Rangers Official HPより作成)

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2006年2月 4日 (土)

Scottish Cup: RANGERS - HIBERNIAN

2/4 Scottish Cup: RANGERS - HIBERNIAN

今日はスコティッシュカップ。リーグ戦が絶望的なRangersにとっては、今シーズン唯一現実的なタイトルであったのだが・・・。

結果は、8/27のホームでの惨敗のショックがあったのか、Hibsにまたもや0-3で完敗。トラウマとなってしまいそうだ。

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The Tennent's Scottish Cup
Saturday, 4 February 2006
Ibrox, Glasgow. Attendance: 40,722

RANGERS (4-4-2): Waterreus; Ricksen, Andrews, Kyrgiakos, Murray; Burke, Ferguson, Malcolm (Prso57), Buffel; Lovenkrands (Novo 83), Boyd. Subs not used: Klos, Hutton, Smith
HIBERNIAN (4-5-1): Simon Brown; Whittaker, Hogg, Caldwell, Murphy; Fletcher (Riordan 64), Stewart, Thomson (Glass 6), Scott Brown (Killen 59); O'Connor, Sproule. Subs not used: Malkowski, Shields
(Rangers Official HPより作成)

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